高齢者が暮らしやすい住まいを考えよう

高齢者が安心・快適に暮らしていくためには、住まいにどのような工夫が必要でしょうか。
自身の将来も踏まえ、老後の住まいについて考えてみましょう。

段差をなくそう

高齢者の事故が特に多いのが、階段やちょっとした段差につまずいて転ぶことです。高齢になるとほんの少しの段差でもつまずきやすく、骨折など大けがの原因となってしまいます。
また、車いすも通りにくいため大変不便です。床下の構造材を調整したり、段差解消用の部材を設置するなどし、極力段差をなくしましょう。

引き戸にしよう

高齢になり足腰が弱ってくると、ドアの開閉に対する負担も大きくなります。車いすを利用する方にとっては尚更です。

また、開き戸だとドア周辺に広い面積が必要になり、狭い場所から出入りしようとすると身動きが取りづらくなってしまいます。その点、引き戸なら開閉も比較的楽になりますし、車いすによる通り抜けもスムーズです。

滑りにくい床材を選ぼう

転倒防止のため、床材は滑りにくい材質を選ぶことをおすすめします。コルクや無垢な材質の床板は滑りにくいです。特に浴室は滑りやすいため、床材選びがより重要となってきます。

温度差をなくそう

ヒートショックをご存じですか。例えば、暖かい部屋からトイレや浴室などの寒い場所へ移動すると、急激な温度変化により、心筋梗塞や脳梗塞など身体に悪影響が及ぶことがあります。これがヒートショックです。住宅の気密・断熱性を高めるなどし、極力住宅内の温度を均一に保つようにしましょう。

色に配慮しよう

加齢とともにだんだんと視力も衰えてくるものです。また50代を過ぎたあたりになると、色の区別がつきにくくなる、ものが見えにくいなどの症状が起こる、白内障の発生率も高くなります。

はっきり認識できるよう、床と壁の色を分ける、段差の色を分かりやすくするなどの配慮が必要になります。

老後も安心・快適に暮らせる住まい実現のために、住宅をリフォームしてはいかがでしょうか。
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